留学の-留学する子供の親の気持ち|留学の必要性

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留学には大きな問題点がいくつかある。語学習得や異文化交流とひとことで言えば良さそうだが、異文化交流の異文化が必ずしも良いものであるとは限らないのである。よく考えればそれは当然なのだが、法律や常識、モラルまでもが国によって異なり、日本では常識であるが他国では非常識であったり、日本では悪いものが他国では良いものであったりするということだ。若者が良い文化と同じように、日本では悪いとされている文化を、悪くないものとして吸収して帰ってくるということを知っておかなければならない。

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具体的に言えば、日本はお茶碗を持って食べるのがマナーであり常識で、幼いころから厳しく躾けられる。しかし、韓国は飛行機に乗ってしまえば日本から1時間から2時間ほどで到着するお隣の国だが、そんなごく近いお隣の国であっても、日本とは逆で食事中にお茶碗を持つのは非常識でありマナーが悪いと叱られる。他にも、日本では水が100度で沸騰するのが常識だが、チベットのような標高の高い高山地域では80度ほどで水が沸騰するのだ。「郷に入っては郷に従え」とはよくいったもので、場所が変われば法律はもちろん常識やモラルまでもが変わるのだ。

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日本は島国であるために、日本人は留学でもしなければそのことにすら気付かず過ごしている。留学とはそういった事実を知るとともに、他国の良い文化も悪い文化も吸収して帰ってくるのは当然のことなのだ。そもそも日本で悪いとされていることがすべて悪いと決めつける概念こそが日本人中心の考え方であり、その根本的な価値観を学ぶことこそが留学の醍醐味といえるのかもしれない。

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